話は聞いたけど、決して彼は私じゃなかった。不意に見せる彼の顔が頭痛を呼んで、なにもしたくなくなったの。気づいたら家で一人、慣れたタバコを吸っていた。味はずっと覚えてる。もうちょっと控えようかな。

「メイビー 誰かドアを開けて 逃げたしたの
それが今でも 夢に出て私を誘う
今 今 今 今 忘れてあげる
満たした 否 今 ここで別れましょ」

『一人も泣いてない 言葉が機械だからか
僕を見て笑うのをやめてよ
痛いのは僕じゃないから メイビー』

「愛してるって簡単で どこにでも満たされていて
ずっと飽きている 私試されてる
一人の街に潜む」

『形作る』

「人混みに紛れ」

『僕は』

『「誰かになる」』

「あなた誰ですか」

『誰でもいいじゃん』

「いいえ私を」

『「知りたいの」』

『きっときっと この声が僕だ 僕だ
今確かに聞こえて 3月を待つの』

「ここで生きてる」

正解なんてないけど、不正解ばっかで退屈してしまう。私が私であるから、彼は私じゃない。それが彼を壊していくようで、私を教えられるようで声が出なかった。こうやって日記に書き連ねても何にもならなかった。


『一人も泣いてない 言葉が機械だからか
僕を見て笑うのをやめてよ
痛いのは僕じゃないから メイビー』

「愛してるって簡単で どこにでも満たされていて
ずっと飽きている 私試されてる
一人の街に潜む」

『形作る』

「人混みに紛れ」

『僕は』

『「誰かになる」』

「あなた誰ですか」

『誰でもいいじゃん』

「いいえ私を」

『「知りたいの」』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

層景(歌詞)

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投稿日:2023/11/07 00:42:37

文字数:676文字

カテゴリ:歌詞

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