センチメンタリスト
         詩:赤りんご@


見えない闇が切り裂いて
裂けた傷口から見つかった
愛や顔や耳や足が
溶けて落ちていった

まだ見えない見えない
手を目の前で伏せて
まだ知らない知ろうとしない
聞かないままでいい


まだ届かないセンチメートルが
まだ聞こえない声が潰れて
すぐに行きます今すぐに行きますから
まだそっと待って置いてください


見えてた消えてた聞こえてた
裂けた目から涙が1つ2つ
黄昏も黄昏時も
溶けて落ちていった

覚えてないですそんな事
「いい訳通じないです」
分かってたけど、じゃあお手本をどうぞ



まだ見えない
まだ見えない
手で伏せてた顔を
見上げない振りして
指の隙間から覗いてた


まだ届かないセンチメートルが
まだ聞こえない声が潰れて
なんとか風邪を召さないように
すぐに行きますその場所に行きますから
まだそっとじっとぎゅっときっとずっと
置いといてください

お願いです
もうすぐなので
待っていてください

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

センチメンタリスト

閲覧数:28

投稿日:2011/12/04 19:35:49

文字数:438文字

カテゴリ:歌詞

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