血糊で染めた月
そうと知りながら仰いで
浮かんだのは遠く
色褪せぬようなさざめき

もっと深いところの
わたしの手を引いて

見上げてすらいない
まだ星空を恋うなら
その瞳の花を一輪
手折らせて頂戴

ああ、星狂いは乙女

散らしたのは涙
此処にいるならば軋んで
鍵をかけた目蓋
星屑のようなきらめき

ずっと暗い所で
あなたを待っていた

気付いてすらいない
ただ狂い咲いた乙女
もう花びらは一片(ひとひら)
馨しきと散華

ああ、星狂いは散華

ライセンス

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星狂散華

閲覧数:85

投稿日:2012/03/16 21:34:28

文字数:223文字

カテゴリ:歌詞

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