「おはようござます!」

元気に、一人目の経過観察者の部屋に乗り込んだミクさん。
「おはようミクさん。よく来たね」

今日も楽しそうで元気になるよ、と言われて嬉しくなりました。





これまで。お局さんの近くでただ歌うとき……
褒められても、「まぁ、外には出れないしな」や
「お金出すまでじゃないわね」が必ずついていました。

釘を刺す言葉でしかない形式上の言葉だから、褒められると余計に惨めだったのです。

しかし、こうやって外回りしていると、それが無く、
ただミクさんとして接してもらえるのでとても嬉しくなりました。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

壊れた世界5

閲覧数:11

投稿日:2025/03/29 18:15:19

文字数:262文字

カテゴリ:小説

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