小指 かわした秘密
ぽつり とけ出す言の葉
まるで硝子越しの接吻(くちづけ) Ah...
いつも感じていた
軋む心の音
通り過ぎて行った過去の影
 
偽りは (息をする)
涙を隠しては (瞬きの間に)
自覚のない傷を刻む
木漏れ日に (人知れず)
芽吹いたかなしみに (ふるえていたの)
さよなら、ネモフィラ

果てしない世界で
この胸の想いだけが
私には全てで
せめてあなたの手で
手折られてしまえたなら
幸せと呼べたの? ネモフィラ……


頬を かすめる予感
夏のにおいに紛れて
淡い熱は甘く焦(や)け付く Ah...
急に足を止めた
理由(わけ)を聞かせないで
眼差しを願ってしまうから

届かない (ただ一つ)
確かなものだけが (求めるほどに)
綺麗なまま遠く脆い
いつだって (本当は)
気付いてほしいけど (もう戻れない)
さよなら、ネモフィラ

誰よりも近くで
見つめてた違う未来(あす)に
押し潰される前に
空の色に託す
「ごめんね」と「ありがとう」を
どうか忘れないで ネモフィラ……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

さよならネモフィラ

零次さんの曲(http://piapro.jp/t/Knnu)採用していただきました!

閲覧数:427

投稿日:2016/06/12 22:17:48

文字数:453文字

カテゴリ:歌詞

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