「あなたはだあれ?」
・・・――――――――・・・
昔々森の奥 一人の少女がおりました
赤いリボンに エプロンドレス
水色の瞳と 揺れる金髪
それはそれは 愛らしく
少女の微笑で 彼は虜となりました
少女と彼は 恋におち
幸に溢れる 幾つもの日々
森へ行っては 彼と逢い
それはそれは しあわせでした
しかし しあわせ一色も
うらを返せば どんより黒く
まさか あの時あの場所で
彼は禁忌を 犯したのです
ある日 少女は早く起き
一足先に 家を出て
早く 彼に逢いたいと
自然に 足が急かされて
突然歩みが はたとまり
少女がそこで 見たものは
密売りの娘と 談話する
花束を持ち 楽しそうに笑う 彼...
――うらぎったのね?――
呼吸を忘れ 家へと駆けて
部屋のドアを 閉ざし締め
考え巡らせ 息乱す
彼はウソ吐き? ―ええそうよ!(Yes,that's right)
彼は裏切る? ―そのとおり!(Yes,that's right)
彼が誓った愛は何? ―それを言ったらおしまいだ!(That's going too far)
絶望へと 沈む少女は
盗られまいと 策を練る
彼が別れを 告げる前に
私の元に 留まらせれば!
想いに想った 気持ちは募り
森の奥へと 彼を呼ぶ
何も知らない彼に たやすく
少女は優しく 忍び寄る
仰ぐ彼へと 少女は歩み
後ろ手に持つ ナイフを下ろす
嫉妬で濁る 涙を流し
彼への愛を 狂気と叫び
気付くと 彼は動かない
束縛できた 嬉しさに
少女は大きく 高らかに笑う
血塗れた彼を 綺麗にするとき
少女は彼の 手紙に気付く
ポケットにある 白い便箋
中身は 2枚入ってあった
「愛しています 大好きです
僕の目には あなたしか映っておりません
あなたなしでは 生きられません
ですからどうか 僕と結婚致しましょう
式にはあなたに 似合うであろう
白いドレスと フリルのリボン
この街一番の 密とパン
そして一生 好きでいる
誓いを 指輪と贈ります」
真実と虚無の間で 揺らめく
少女の 水色の瞳は
彼の ほおを伝う
透明な雫を 追っていた
月の光に 照らされた
迷える緑の 深い森
そこで彼女は 永遠に
彼と愛を 結ぶのだった
昔々 森の奥
一人の少女が ありました
赤いリボンに 真っ赤なドレス
藍色の瞳と 揺れる長髪
それはそれは 愛らしく
となりの彼と 手をつなぎ
しあわせそうに 目を細め
微笑合う 二人の――…
fin.
パレット(未定)
物語、童話のような出来にしてみました。
少女はヤンデレですね、でもハッピーエンドです。
手紙に気付いて終わらせるという後味の悪いものでも良かったんですが(笑)
むしろそっちの方が良かったかも・・・w
■ふり仮名指定あります.
金髪 →かみ
微笑 →えみ
微笑合う →えみあう
(瞳 →めorひとみ ※指定はありませんが、極力「め」)
■最後は余韻に浸っております。
メロディーラインだけ流してくださればと。
■もちろん、作曲者様随時募集中です。
もし曲をつけてくださる、または絵を描いてくださる、
タイトルをつけてくださる、動画を(ry
という企画をお持ちの方はお気軽にどうぞ!
心待ちにしております.
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