憂鬱な日常 生ぬるく過ぎる日々
続く時間の中でふと訪れたのは 非日常
止まることすら 振り返ることすら
顧みる間もないほどに流れる時間
立場も役割もすべて捨てて ただただ等身大で笑う
連れ出してくれたキミに 大好きとありがとうを
気が付けばあっというまに時間は過ぎて
別れの時間はすぐそこに
ぎゅっと抱きしめてほしかったけれど そんなこと言う勇気もないから
大きな手をそっと握って問いかけた
「少しだけ…繋いでてもいい、かな?」
優しく笑いかけて しっかりと握り返してくれた
その暖かさがすごく嬉しかった
だけどそれも今は過去のことで 私はまた日常に
楽しかったときはあっという間で 記憶だけが物語る
彼方も彼方の日常に戻ってしまった
私の声は届くけれど ぬくもりは隣にないの
泣きそうなのを堪えて 戸惑いながらもまた変わらない日々を
本当はね たくさんたくさん話したいことがあった
抱きしめて「大丈夫だよ」って 連れて行ってほしかった
だけど実際会ったら 楽しくて嬉しくて ただ笑ってた
どうしてだろうね それでよかったの
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