螺旋階段

例えどんな終わりが来ても
ぼくは歌をうたうよ精一杯
なにもかもが崩れ去っても
忘れないよきみと「わたし」を
永遠に

遠い昔の日
きみはぼくを造り上げた
失敗ばかりで
諦めかけてたんだよね

魂を宿す
それはとても難しくて
ぼくが歌ったら
懐かしそうに微笑んだ

きみと過ごした
幾年かの日々は
ぼくにこころを
芽生えさせてくれたんだ

ぼくが歌いきみが微笑む
そんな日々がただ嬉しかった
今となればぼくも分かるよ
あれはぼくに向けたものじゃない
そうでしょ?

月日は流れて
この町にも降る黒い雨
きみは痩せ細り
それでも微笑んでいた

ある日遂に
きみは床に伏して
最期の夜に
「ありがとう、未来」
と遺した

そうだわたしあなたのもとへ
戻るべくして戻ったのに
わたし何も気付けなかった
あなたに再び出会えたと言うのに

ぼくは決めたわたしは決めた
あなたのもとへ向かうんだって
この階段を二人で登ろう
「最愛の人」のいる場所へ

そうかぼくは所詮は機械
きみのもとへなんて行けない
だけどせめて「わたし」だけでも
送るために螺旋を墜ちる
永遠に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

螺旋階段歌詞

螺旋階段の歌詞です。

閲覧数:1,314

投稿日:2012/04/21 02:21:27

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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