どこにあるのか 誰もよく知らない
何が起こったのかも 誰一人よく知らない
よく晴れた日には 十分気をつけろよ
君も気づかないうちに 渡ってしまうかもしれないぜ

煌めく鎖握りしめて
小洒落た首輪締め上げて
石橋叩いてさあ行こうぜ
壊されちまう前に

Suicide Bridge 奇妙なことばかり起こる
たぐり寄せた鎖 手から抜け落ちてちぎれ
Suicide Bridge しなやかな肉体宙へ飛び出す
忠実な愛しい犬達身を投げる
     ここはDog Suicide Bridge

誰が調べても その謎が解けない
まことしやかな噂だけが一人歩きする
赤い雨降る日は 十分気をつけろよ
気づいた時には、もう 可愛い姿はないかもしれないぜ

白毛も黒毛もぶち犬も
野良も純血もお構いなし
皆々連れ立って“さあ行こうぜ”
五体砕け散る(オーバー・トウンの)地獄の底へ

Suicide Bridge 予期せぬ結末が待ってる
断末の悲鳴の木霊 空しく谷間に響き
Suicide Bridge いつしか人々はこう囁きだした、
”四つ足の亡霊(ガイトラッシュ)に呪われた橋“、
     ここはDog Suicide Bridge

みんな消えてゆく…消えてゆく…
ほら今日もまた一つ 愛しい者の墓標増えた
なぜ飛び出したの?(Nobody knows…)
なぜ身を投げたの?(Nobody knows…)
なぜ悲劇は繰り返されるの?
ヒトには分からない…
     死神が恐ければ ただ走って逃げろ

――――遠い日の霧の夜に
    石橋の下で 何頭もの犬が命落とした
    罪を犯したのは 欲まみれの犬売りの男
    売れない犬 不遇の犬 用済みの台犬
    “役立たず”の犬を 橋の下へ投げ捨てた
            命乞いも聴かず・・・

Suicide Bridge 悲劇今なお終わらない
リードを離したら最後、あとはその背中見て祈るだけ
Suicide Bridge 見えない何かが招く
最期の瞬間の自由に 犬達誰かのために祈るようだ
Suicide Bridge 呪い未だに解けず
虚ろな頭骨の眼窩、何かを待ってるようだ
Suicide Bridge ある日あの犬売りの男通りかかった
鳴き声聞いた気がしてのぞきこんだ、
     二本足の犬 橋から落ちて死んだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ドッグスーサイド・ブリッジ

ホラー系の詞を作ってみました。

“犬が自殺する橋”という場所をご存知ですか?
これは実際にある橋で、数十年ほど前になぜかここを通りかかった飼い犬たちが橋から飛び出してしまうという怪事件が多発したそうです。

渡るならどうぞ、お気をつけて。
この橋に潜む“何か”にあなたの犬が狙われないように…

閲覧数:126

投稿日:2013/08/21 14:25:54

文字数:990文字

カテゴリ:歌詞

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