長い夜が明けた 星がまた結ばれてく
僕は 東雲の美しさを 心底嫌う

太陽みたいなアイツを 囲い
生まれた塒を 嗚呼
周縁 息を殺して 紛れている

質も量もないから 誰も彼も僕を
鰾膠もなく 置いていくの
一生ずっとこうなんて 引力を与えてよ ねえ

こんな歌くらいしか僕にはないんだよ
覚えらんない 顔も名前も
天涯何光年 彷徨すれど
依る辺のない 浮遊惑星

だけど愛したいよ 宙は広いから
ピアノロールに打ち付ける
ハロー ハロー
信号を受け取ってと ずっとずっと歌うよ


大嫌いだった 毎年 春の自己紹介 なあ
どの僕がお望みなの? 教えてくれ

だって ガランドな僕さ 軌道も居場所もないから
デブリみたいな音楽を 宙に流しているんだ


道が狭いから 少しズレる
僕の隣には 誰もいない
歩幅はいつも 速いか遅い
第三宇宙速度を超えて 抜け出してしまいそう

こんな歌くらいしか僕にはないんだよ
真面目な話が好きなんだよ
天涯何光年 彷徨すれど
寄る辺のない 浮遊惑星

だけど愛したいよ 愛されたいんだよ
ピアノロールに打ち付ける
ハロー ハロー
信号を受け取ってと ずっとずっと歌うよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

浮遊惑星 歌詞

閲覧数:28

投稿日:2024/03/24 21:07:07

文字数:504文字

カテゴリ:歌詞

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