(あ、それ)

舞えよ 今宵は祭りの匂いが漂う
淡い幻(まぼろし)に 灯(あか)り囲め

ゆめゆめ眺(なが)むことなかれ少年よ 
みんな みんな 手と手を取り踊れ
真ん丸月夜(つきよ) 星降る夜(よる)に

狂喜に踊れ 夜の陽炎(かげろう)
乾く暇(ひま)など与えぬ 夢の饗宴(きょうえん)
乱舞に狂え 夏の粉雪
光(ひかり)焦がれる定めに 衝(つ)き動かされ舞う

(はっ)

今宵は愉快な嵐で騒(ざわ)つく
甘い灯火(ともしび)に 空を蓋(おお)え

ゆめゆめ休むことなかれ少年よ
みんな みんな 手と手を取り踊れ
宴(えん)も酣(たけなわ) 昂(たかぶ)る胸に

狂喜に舞えよ 一夜(ひとよ)の宴(うたげ)
光る星など映さぬ 空(そら)の狂焔(きょうえん)
乱舞に酔(よ)えよ 真夏の祭り
たとえ此の身を焦がすも 止まれはしない夜(よる)


月も沈みゆく暁(あかつき) 影も物悲(ものがな)しく明(あか)らむ
今宵限りの出会いに 別れ憂う

浴衣姿の あの子の髪飾り
成れやしないけど(ーーー) ユメユメ見てる
踊る此の身も 炎に溶けて
嗚呼 夢の中散るなら後悔はない

狂喜に踊れ 夜の陽炎
乾く暇など与えぬ 夢の饗宴
乱舞に狂え 夏の粉雪
光焦がれる定めに 衝き動かされる

狂喜に舞えよ 一夜の宴
光る星など映さぬ 空の狂焔
乱舞に酔えよ 真夏の祭り
たとえ此の身を焦がすも 止まれはしない夜

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灯蛾夢想曲

永遠の放送部長さんの歌詞募集曲への応募作品です。「胡蝶夜想曲」と対になる詩として作りました。ガさんには申し訳ないのですが、ちょっと野蛮な感じで、夜の生きかたの対比をしてみようと思いました。祭り好きな感じで。実は、こちらの方が先に出来てたりします。歌は蝶をミクでこれはルカかなって勝手なイメージなのですが、あくまで私の勝手なイメージです。ルカ、お前は蛾だ!って酷い話ですね…w あと掛け声的なものがノリで入れたままですが、もしよろしければということで。

閲覧数:174

投稿日:2012/04/04 23:49:12

文字数:603文字

カテゴリ:歌詞

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