憤りと 悲しみの神が
欺瞞に燃え 果て無く散る時
大地は動き 染み出す

愛せ壊せよと 血に染まる潮に
海さえも消えてしまえば良いのに
堕天使の国歌 重ねて縫いとり
塞ぐ耳に蛇が住まったの

母様

奈落の底 這いずる跡継ぎ
痺れる手に 掴んだ藁だけ
握りしめて 死にましょう

漆黒の潔白 翻る旗に
心でも消えてしまえば良いのに
遮る煉瓦の 裏に隠れるは
迎えた朝の砕けた意図

ああ母様 この世は駄目でしょうよ
砂糖のよう 曖昧な嘘だけが
飛んで 舞って 視界を覆う
吐き噎せ 潰された蟻達が居る

最期の水場で 見下ろす満月
愛なんて消えてしまえば良いのに
楽園に踊る 紅い目の絆
迎える夜は終わりのない

ああ母様 あの世も駄目でしょうか
孕んだ 享楽の申し子は
泣いて叫び 裂けて刮目
乱した饗宴の鐘が鳴る
天の無常よ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

湖面少女

hackberry様の曲に歌詞応募を。
耽美狂乱系を探したら、不気味に^^;
原曲↓
http://piapro.jp/content/fp4fkx3ggwydmkuz#message
素敵曲の提供、誠に有難うございました。

閲覧数:111

投稿日:2010/01/24 22:38:34

文字数:364文字

カテゴリ:歌詞

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