潤い求む 渇いた大地が嘆き
滴り落ちる 塩雫さえも呑んだ
深い谷へと 転がり落ちる巌(いわお)が
割れ砕け散り 数多(あまた)細石(さざれいし)と化す
知らぬ間に織り成す 声なきモノの調べ
全て知り尽くすは 吹き渡る風だけ
稀人たちを誘う 姿持たぬ囁き声
聴こえたならば立ちて 掲げられた旗に集え
留(とど)まることを知らぬ 大気の流れに捲かれて
其が身果て逝く日まで 終わらぬ旅を続けよう
咲き誇る花 目にとまることなく散り
手折(たお)られ花も 着飾られては枯れゆく
萌え滾(たぎ)る芽は 地の潤みを吸い上げて
茂る枝葉を いつしか広げるのだろう
限られた命を 生きゆくモノの調べ
全て眺めるのは 大地這(は)う風だけ
導(しるべ)失くしたならば 息潜め耳欹(そばだ)てて
届いた音色響き 立ち上がる力に変えよう
全てを包む風は 強く吹き優しく撫ぜて
この地球(ほし)この大地を 絶える間もなく駆け巡る
コメント1
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ご意見・ご感想
Yasu(keidaiP)
使わせてもらいました
こんばんは
歌詞がとても気に入ったので、曲つけさせていただきました。
歌詞確認お願いいたします。
2013/03/17 00:47:25