スーパーチャンクとギターの音
夏の昼下がり 汗っかきの太陽の雨
いつまでもランドセルに降り積もった後悔を背負っている

まともな事は何一つもないまま
飽き性の狂気と手を繋いで
くだらない今日を書き殴った 電車の中

加藤君 僕らはいつの間にか同い年になってしまったんだね
相も変わらず同じ曲を聴いているんだよ

リビングに響くニュースの音
キーボードのタイプ音が掻き消した
液晶の向こうの入退室とボーカロイド

木漏れ日の中の日常と部屋の向こうの非日常

いずれにせよ僕らは瞳を開けて世界を睨んだ
汚れちゃったのはズボンの裾じゃなく
心臓の鼓動だったんだ

奪われたのは 奪い取ったのは
指折り数えながら
眠れない夜勤前 しょうもない今日を費やした

鼻歌が聴こえる
悲しくてもくるしくても口遊める曲が
そこにあった

殺したいやつが増えるたび寂しい顔で笑うのはやめよう
昨日を看取ってシーツを被る
僕は僕以外になれるんだろうか
君は君以外になれなかったんだろうな
腹を空かせてクビになって 疲れただけださ!

いずれにせよ僕らは瞳を開けて世界を睨んだ
汚れちゃったのはズボンの裾じゃなくてさ
心臓の中の音楽だった!
いずれにせよ僕らは瞳を閉じても耳を塞がなきゃ
聞こえるだろうか
沢山の眩しさが 僕らを呼ぶ声が

人間という仕事を与えられて どれくらい経っただろうか

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ギルド・フォー・ユー

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投稿日:2024/09/07 17:01:04

文字数:584文字

カテゴリ:歌詞

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