4つ目の私

TubeSoling

何も持たずに　家を出て
知らない街へ　走り出した
どこに進めば　どこに着く？
心のままに　遠くにまで

何も見えない　暗い道
何があったか　何があるのか

子どもの頃に　想ったこと　　星に願った　あの夜空が
どんな遠くても　届けたい　私の想い　叫ぶよ　空に

見覚えのない　大通り
遥か先まで　歩いて行く
真っ直ぐ進む　どこまでも
何があっても　ただひたすら

標はどこも示さない
道の別れ場　どの道へゆく？

長い坂道　降（くだ）りながら　いつか夢見た　海に着いた
旅は続くんだ　まだ先へ　終わらない風　帆で受け止めて

咲き誇る桜も
いつの日か枯れるけど
思い出にはずっと残る　みたいに…

あの日見た夢の続きを　また見れるなら　高い壁でも
超えてゆきたい　辛くても　私らしく　行きたい

一人ひとりの道の先で　　4つ目の花　咲いたあの夏
秋も枯れずに咲き続ける　誰も知らない　遠くの街で