ふわりと舞い散る落ち葉

鳥の羽根のようだと思った

空から落ちる羽根のように

ゆっくりと地面へと下りてゆく

かさりと音を立て地へと積もる


まるで雪のように

まるで人の心のように


この思いもあの葉のように

あなたの中に降り積もって欲しいと

そう願ってしまう私はなんと愚かなのだろう

私の時間はもう僅かしか残っていないのに

なのに私は望んでしまう


私の命があなたの中へと降ってゆき

あなたの心に積もり残れば良いのにと


嗚呼、なんと愚かで浅ましいのか


忘れて欲しいと願いながら

忘れないでと望んでいる


矛盾する心が私を蝕んでゆく

お願い・・・・気が付かないで・・・

愚かな私のこの心に・・・

愚かな私のこの願いに・・・

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いのちのおちるおと

思い出さなくても良いけれど、忘れないで欲しい


改変等はご自由にどうぞです。

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投稿日:2008/12/02 23:57:23

文字数:331文字

カテゴリ:歌詞

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