ふわりと舞い散る落ち葉
鳥の羽根のようだと思った
空から落ちる羽根のように
ゆっくりと地面へと下りてゆく
かさりと音を立て地へと積もる
まるで雪のように
まるで人の心のように
この思いもあの葉のように
あなたの中に降り積もって欲しいと
そう願ってしまう私はなんと愚かなのだろう
私の時間はもう僅かしか残っていないのに
なのに私は望んでしまう
私の命があなたの中へと降ってゆき
あなたの心に積もり残れば良いのにと
嗚呼、なんと愚かで浅ましいのか
忘れて欲しいと願いながら
忘れないでと望んでいる
矛盾する心が私を蝕んでゆく
お願い・・・・気が付かないで・・・
愚かな私のこの心に・・・
愚かな私のこの願いに・・・
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