僅かな面影は誰で
重ねた唇も忘れ

もう姿は何処にもない
なのに今更あたしの声を追うの?

吐いた嘘は君を恐れ
焦がれた想いも隠した

こんなことは初めてだ

身振りは素直でも心では拒む

すれ違う息遣いが苦しくて
言葉は逆さまをいう

うたた寝を打つ君を横から見てる
ひと時を齝んでた日々

そんな常日頃は早送り
確かなことは無くて
過ぎ去るだけ



羞じらうことを忘れたの
貴方の色に染められて

仕草が忘れられなくて
貴方の真似をしていたね

でももう元に戻れない
人は変わるものだと突きつけられた

冷たい顔したのは
傷付いた心を癒す為なのに

まだ拭えない心残りに
嘘を付けずにいるのが悔しくて
もう全ての記憶(こころ)を忘れさせて

流れ出す涙は誠のもの

私を探したって
もう違う人になって
どこかの街にいる

貴方の好みの髪型だって
もうしていないからと
呟いた



ただ一人の人だけに捧げるほど
直向きじゃないけれどそんな
ものだと思って誰かを探しているの

前だけ見据えて生きてく

「ありがとう」は「さよなら」になって
次を探す旅の力になるよ
言葉にできないことも山程ある

けれどこの決意(おもい)は確かだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

面影パッチワーク

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投稿日:2021/03/24 12:27:30

文字数:517文字

カテゴリ:歌詞

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