A
乾いた足音立てて
知らぬ道の背を踏んでいく
渦を巻いて舞い散る髪が
取るに足らぬ塵を攫っていく 気にもせず
B
ささやかで透明な 哀しみを
壊さずにいれたなら どんなにいいだろう
S
過ぎた事を悟った途端
全部巻き込んで消してあげる
何か忘れたような気がしても
風が眩しくて もう見えないや
おはようを君に
おやすみを君に
さよならを君に
遥かまで
おはようを君に
おやすみを君に
さよならを君に
トルビオン ねえ
A
朝日が昇った地面
揺れる膨らんだ空の色
花が咲いた知らない道も
怖さなんて捨てて 走っていく そのままで
S
出会う前に気づいて 僕に
刹那かき消えてしまうから
何か掴んだような気がしても
風に煽られて もう見えないや
おはようを君に
おやすみを君に
さよならを君に
遥かから
おはようを君に
おやすみを君に
さよならを君に
トルビオン 嗚呼
S
去ってしまう僕のトルビオン
次に出会う君は違う君
何か紡ごうとした口元も
君が眩しくて もう見えないや
おはようを抱いて
おやすみを抱いて
さよならを抱いて
遥かへと
おはようを抱いて
おやすみを抱いて
さよならを抱いて
風の音 聴いて
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