今この巡り行く 時に問い掛ける
見渡す草原と空 風の息吹
かつては人々に祈り願われた
大地の心は何色だったか
風遠く運ぶ 微かな旋律は
古く忘れられた 記憶を繋いでいる
ここで耳を澄まし 優しく口ずさめば
少しずつ色付く 時間が交わる
命あるなら歌え 生き行く限り
命無きものの歌を聞きながら
鳥や虫や獣たち 草木たちの声
大地の奏でる音色 歌 永久に
― 魂極る この地に黄金の 命満ち行きて ―
古の声は時代を 越えて届いて
― 玉響の 露とのみ鳴るも 歌は重なれり ―
金色の大地 ここに蘇える
今この巡り行く 時に問い掛ける
過ぎ行く黄昏の空 茜の雲
日暮れて月白が淡く映り込む
夜空を見たのはいつの日だったか
水の音せせらぎ 星の音瞬きが
大地見つめている 瞳を包んでいる
ここに広がる場所 静かに望むならば
高く昇る月の 明かりが差し込む
命無くとも歌え 心のままに
命あるものに今も届かせる
そこに思い傾ける誰か居るならば
夜空に輝く音色 歌 永久に
― 月草の 水面に映れる 姿儚くも ―
流れ行く水は形 変えて過ぎても
― 星月夜 今し振り放けて 見ればまつろはぬ ―
中天の光 今も降り注ぐ
― 魂極る この地に黄金の 命満ち行きて ―
古の声は時代を 越えて届いて
― 玉響の 露とのみ鳴るも 歌は重なれり ―
金色の大地 ここに蘇える
「金色の大地(仮)」
aster様の「歌詞募集!「タイトル未定(暫定版)」」の曲に合わせて書いた歌詞です。
http://piapro.jp/a/content/?id=cg6esvyvmqqoqnuu&pid=aster
この歌詞は、kamiyaSO様の画像作品である「自然と風の中」を参考に作成しました。
http://piapro.jp/a/content/?id=gtaibb2po4i9hquv&pid=kamiyaSO
本歌詞中にある、
― 魂極る この地に黄金の 命満ち行きて ―
― 玉響の 露とのみ鳴るも 歌は重なれり ―
― 月草の 水面に映れる 姿儚くも ―
― 星月夜 今し振り放けて 見ればまつろはぬ ―
の部分は、擬古文となっています。語彙・文法は、一応、古文のものです。
これらの部分については、一つの表現技法として理解していただけると幸いです。
題名、歌詞の改変は自由にしていただいてかまいません。
転載も自由です。
想定する歌詞の読みは「前のバージョン」として投稿してあります。
言葉の読みをご確認になりたい方は「前のバージョン」をご覧くださいますようお願いします。
コメント2
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ご意見・ご感想
ありつひこ
ご意見・ご感想
あんと様へ。
そういう感想をいただけると、とてもうれしいです。
自分は基本的に言葉を詰め込む癖があるので、先にある曲に乗せた場合どうなるかは、難しいところです。けれど、このようなやり方の中で組み上がったフレーズを誉めていただけるというのは、言葉を詰め込むというのも一つのやり方としてありなんだ、とひとまず胸を撫で下ろしつつ、このやり方でよかった、という気持ちです。ありがとうございます。
2008/01/27 02:37:41
あんと
ご意見・ご感想
お見事ですね~
特に
>鳥や虫や獣たち 草木たちの声
>大地の奏でる音色 歌 永久に
>そこに思い傾ける誰か居るならば
>夜空に輝く音色 歌 永久に
このフレーズは惚れました。
2008/01/27 01:45:18