冬の始まり
1
いつか 世界地図を 開いて
ふたり 描いた あの旅は
きっと 叶うことのない
夢ね でもね いいの
忙しい 日常に
弱音とか 零すとき
さりげなく返す 優しい声
冬の始まりは 日暮れも早くて
ほら 気付けば もう 夜が鍵をかけるころ
液晶越しには 光の街道
私たち 肩を寄せ合い 見てた 週末
2
零度と 40度の灼熱は
きっと この宇宙の誤差ね
その狭間に 灯すのは
私たちの 奇跡
忙しい 日常の
手を休め 馳せるのは
懐かしい記憶のような詩(うた)
冬の始まりは 日暮れも早くて
ほら 気付けば もう 風が闇を駆けるころ
天窓越しには かすかなサイレン
私たち 肩を寄せ合い 聞いた 週末
◇
忙しい 日常に
隠れてた 優しさが
呼んでいる 祈りを抱きしめて
冬の始まりは 日暮れも早くて
ほら 気付けば もう 夜が鍵をかけるころ
液晶越しには はるかな戦争
私たち 肩を寄せ合い 見てた
あなたの横顔 この手の温もり
生まれては消える 蜻蛉のような今を
見送るだけでも 同じ明日でも
どうぞ 今日の眠り先に ありますように
冬の始まり
オンガクとしてupした
「冬の始まり」
http://piapro.jp/t/vdCK
の歌詞です。
こういう消極的というか、後ろ向きな歌詞は、
若い人にはウケねーだろーなぁ、とか思いつつ、
そろそろじじいである自分には妙にしっくり来るので、
とても気に入っている歌詞です。
コメント0
関連動画0
歌詞設定作品1
ご意見・ご感想