otousound

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ふたりの　大切な日に
腕をふるった　ディナーは冷めて
メールを　開いてみたら
遅くなるよと　改行もなくて
静けさだけが　側にいる
そっと　かさねて
それぞれに　描いてた　想いを
かさねて
泣きそうな私に...

夜中に書いた手紙は
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儚く　消え入りそうな　夢を抱いて
ひとりの部屋　書いた手紙
シネマの　終わりのような　黒のなかに
スタンドライトひとつ　灯して
あなたが　好きです　あふれる　想いに
痛みさえも　愛しく思うほどに
あなたの　笑顔や　素敵な　仕草を
瞳の奥　描いて　抱きしめ　ああ…...

前に進む
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雨に塗られた　アスファルト
歩き疲れて　立ち止まる
ぼんやり見てた　足元を
横切る(よぎる)　まいまい　かたつむり
車の　行き交う　この道を
渡り切るのかい
殻よりも硬い
不可能の道を...

冬の始まり
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いつか　世界地図を　開いて
ふたり　描いた　あの旅は
きっと　叶うことのない
夢ね　でもね　いいの
忙しい　日常に
弱音とか　零すとき
さりげなく返す　優しい声
冬の始まりは　日暮れも早くて...

りゆにおん
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どこまでも　空は高く　綿雲を抱いて
校庭に　千の旗は　華やかに踊る
ペールグレイの　校舎の壁に
軽やかな　ピストルの　響いて
駆け出した　体操服　白き一団を
追い越した　長い髪の　女神の横顔
大歓声の　なかの静寂
君だけを　見つめてた　あの午後...

いちごタルトをもう一度
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いつか　ふたりで　行った
街の　はずれの　洋菓子屋さん
今でも　変わらず　ありました
古いセンスの　ショーウィンドウが
なお懐かしい
そうね　あれは私の　お給料日
選んだ　たった二つだけの　タルト
キミは手を合わせて　笑いながら...