(A)
水たまりに反射して 今の自分が写る
さっきは雨が降ったよと 顔にそう書いているから

(B)
流されていった 夏の帽子は
行く先知れず 消えてしまった
「ねぇ、君はどこにいくの」答えて
8月の15日

(S)
明日はどこかへ 出掛けようと思う
最高鮮度の 大空のもとで
指さす飛行機雲が 描く形
何故かなそれらが 雨粒のように見えた


(A)
ふと後ろを振り向けば 何かの気配がする
小さな子供が座り 君が見ることない姿

(B)
据えた眼差し 純粋な瞳
黒色だけの 涙が映る
拭えず忘れず 焼きついたまま
8月の5日なら

(S)
平行飛行の もう一人の君が
私を捕まえ 何も言わず連れる
夢ならいいのに 現実の苦悩は
何故かなそれらが 歪んで見え始める


(S)
今日からどこかへ 出掛けようと思う
最高角度の 水平線の上
指さす飛行機 軌跡を描く時
踏みしめ手伸ばし 永遠の時を過ごす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

時雨

あんなに澄み渡っていた空
あんなに輝いていた時雨
洗い流してくれたものを私は想う

閲覧数:108

投稿日:2014/06/12 23:28:08

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

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