歩道橋の片隅
鳴き声が聞こえてきた
ふと目を止めてみると
可愛らしいキミがいた

段ボール箱に詰め込まれて
助けを求めるその瞳に
引き寄せられて
一緒に暮らすことを
決めたんだ

姿や形は違うけれど
キミとは友達だから
甘えて来たり
気まぐれだったり
自由奔放だけれど
生きられる時間は違うけど
ずっと一緒に暮らしたいよ
別れの時が訪れることなど
何も考えずに

ある日 家に帰っても
鳴き声が聞こえてこない
ふと目を向けてみると
元気のないキミがいた

初めてキミを迎えた日から
随分長い月日が経った
ずっといつまでも
一緒に暮らせること
信じたい

姿や形は違うけれど
キミは家族と同じさ
落ち込んだ時は
側に来てくれて
元気を与えてくれる
生きられる時間が違うこと
ちゃんとわかっては
いるけれど
別れの時が訪れることなど
何も考えずに

少しは覚悟していたけれど
キミは動かなくなった
思い出が溢れだしてきて
涙も溢れて止まらないよ
でもキミを忘れはしないよ
別れの時は避けられず
訪れてしまったけど
キミと過ごした思い出は
決して色褪せることは
ないから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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別れの時【オリジナル】

昔飼ってたペットが死んでしまった時を思い出して作詞したオリジナル曲の歌詞です。

閲覧数:135

投稿日:2017/06/26 20:30:34

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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