真夜中に恋しいひと
会いたくなるまぶたの裏
幸せに溺れてた日
想うたびに遠い
何気ない会話さえも
ただ眩しくたたずんでた
秘密のつよがり
ぽつり淋しさ 胸に
抱いたまま過ぎてく
時はやさしくやさしくあたたかく
流れてこぼれる涙
ふたり寄り添う夜なら
ホットミルクみたいに甘い
真っ白に混じったの 小さな雪
キスに溶けた月夜
ぬくもり消えても
湯気の向こうで微笑む
あなたが忘れられない
傍にいた愛しいひと
ふいに記憶くすぐってた
いつのまに夢のなかに
やわらかな痕 ひとり
まだ迷子見失って
置いてけぼり 灰色の朝
冬のいりぐちに
冷めていくのは珈琲
ほろ苦く広がる
心 あなたを想えばひとしずく
止まらずあふれる涙
ふたりおそろいのカップに
ホットミルクそそげば淡く
真っ白に染まってく 小さな恋
キスを交わす夜明け
これが最後だと
湯気に紛れて泣いてる
私を見つけてほしい
ふたり寄り添う夜なら
ホットミルク飲みほし 甘く
真っ白に眠ったの 私の恋
キスにまぜた想い
淡雪のように
揺らいでしまうそれでも
あなたを忘れたくない
風花ひとひら舞い落ちたら
白い吐息
冬空のぼり
あなたのもとへ
伝えてほしい
甘いぬくもりくれたあなたが
大好きでした
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