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そして蘇り咲[ほほえ]んで
刹那の花命[いのち]だとしても
祈り続ける
ひとつ願いが叶うなら 最期[お]わることなく傅こう
瞳 淡く輝くような あの歌声[こえ]をまだ探してる
静かに眠る姫[きみ]を 囲むように散らす花
鉄格子[とりかご]に幽閉[と]じこめても
蜜を求める蝶の様
全ては姫[きみ]を護るため
振るう剣に意味を見出だせずに
枯らすことなく 今は絶え間なく
せめて悲しみから護れたら
僅かな光だとしても
祈り続ける
まだ美しい髪の奥 何も気づかなければいい
ただ恐ろしい棘覗く 誰より怯えた天使の悲鳴[ね]
黒い薔薇が誘う 深淵超えて堕ちる夢
古の御伽に似た
運命に酷く呪詛しては
それでも姫[きみ]を護るため
懐疑しても永遠[すくい]望む最中
癒えることなく 決心[おもい]を蝕む
どうか導くまま
目覚めの直後[あと] 悼んだ表情[かお]
迸る罪に落とした涙が
歪む幻想[ゆめ]を解かす
全ては姫[きみ]を護るため
振るう剣の道理[おしえ]は惨劇へ
枯らすことなく 今は絶え間なく
せめて悲しみから護れたら
そうして姫[きみ]を苦[つみ]ゆくだけ
落とす涙 映し出す記憶も
癒えることなく 決心[おもい]は脆く
幽か 赦してと告げるから
儚い終幕[おわり]だとしても
静かに眠って
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