日々、そう、自分のために
他人の願いを満たすだけの日々

日々、そう、幼少より
何も変わることのない日々


変わったとすれば―――反感
「醜悪にして正しき意志」


すぐにでも逃げ出したい
けれども、その方法すら分からない
きっと、そう教えられてきたから

「誰か王宮(ここ)から連れ出して」
初めて自分を想った少女の涙
そこに光遮るひとすじの影

ふと顔をあげてみれば・・・



日々、そう、自分のために
他人の生を利用するだけの日々

日々、そう、幼少より
何も変わることのない日々


変わったとすれば―――傲慢
「純粋にして卑しき意志」


すぐにでも試したい
そうして、たやすく辿りつく
きっと、そう学んできたから

初めてみる少女の顔には涙
少し驚き少年はこう言った
「おもしろい世界(もの)を見せてあげる」

少年は戸惑い目をそらす・・・



手をとり合い駆け出せば
幾重の追手に 矢と剣

隻腕の少年 必死に少女(道具?)を護る
涙目の少女 必死に少年(奇跡)と走る

やがて奇跡は音もなく赤く散り
やがて道具は絶望(現実)の奥底へ


城も出られず、短い悲劇


「誰か王宮(ここ)から連れ出して」
少女の涙はすでに消え去り
君の瞳に宿るひとすじの影

ふと顔をのぞいてみれば・・・














ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

人をみるヒト

2作目
なんか物語調な感じで
すげー細かい設定つくったんだけど
歌詞だとかなり制限されるね
技量不足が否めない
かといって小説は書かない

物語的には超前置き的な感じ
もしかすると続編的なものも


書いてる途中に思った
こんなの音楽にできんのかな
バカ


構想的にはワルツロック
なんていう妄想

閲覧数:101

投稿日:2010/11/14 08:01:28

文字数:568文字

カテゴリ:歌詞

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