最初に君の事みたのはいつの事だったっけ
記憶から零れ落ちないようにいつも拾い集めている
白いキャンバスに染みるのは 汗と空しい涙だけ
何もない空間を埋める代物(もの)をきっと探している

言の葉がまた刃になり そして誰かが君を刺すだろう
でも君は大丈夫だって それはもう懲り懲りなんだ
だけどそのペンは止めないで まだ外は暗くて寒いから
誰かの道を照らす灯りにきっとなれているのだから

少ししか持ってない勇気とマメだらけになったその手で
一つ一つ点を打ってどんどんどんどん繋がってくんだ
しみったれた絵なんて捨てて虹を見るために前を向いて
進んでくための点描画  繋げてくための点描歌さ

泣いたって別にいいじゃん その分笑っちゃえばOK
転んだって別にいいじゃん また走り出すだけ

最初に評価してもらったのはいつのことだったっけ
今でも書き留めてる片隅に 日付とあの時の気持ち
だけど最近飽き飽きしてるんだうまく書けないトレスにさ
人の目は避けて描いていかなきゃ こっちじゃ生きていけないでしょ

「いいねの数、今何個?」
いや、だからもう聞かないでよ
「なんでそんなことしてるの?」
自分が嫌になるから
「あいつだけなんか違くね?」
あの掠れた標語の四文字
「あんなのは気にすんなよ」
見え透いた同情もいいよ

現実(イマ)を受け入れるには細く 描くには十分なその手で
人の価値なんて突き飛ばして 何ならこっちが笑ってやろうよ
小っちゃい頃に描いた像 未だに手すら付けてないけど
近づくための点描画  拡げてくための点描歌さ

今日描けなくたっていいじゃん 明日また描いたらそれでOK
明日描けなかったのなら またその時考えようよ

少ししか持ってない勇気とマメだらけになったその手で
一つ一つ点を打ってどんどんどんどん繋がってくんだ
しみったれた絵なんて捨てて道端の花を踏まないように
進んでくための点描画  繋げてくための点描歌さ

泣いたって別にいいじゃん その分笑っちゃえばOK
転んだって別にいいじゃん また走り出すだけ

また君は落ち込んだ顔してるね だけどきっと大丈夫
点はやがて線になってゆくの 線は一つの絵になるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

点描歌(歌詞)

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投稿日:2023/12/27 14:11:05

文字数:921文字

カテゴリ:歌詞

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