青空に咲いた太陽が
野原を緑に塗りたくる
顔を覗かせた花たちは
よろこびのポルカ踊ってる
長い長い冬が溶けて
移り変わる季節の風
音符をならべるつくしたち
呼吸を合わせて歌いだす
春が訪れた ふいに音も無く
降りたぬくもりに 消えたわだかまり
春が訪れた 両手をひろげて
晴れ渡る空に笑う影法師
あの日の涙は憶えてる
記憶の彼方でむせぶだけ
痛みを感じて知ったのは
よろこびはいつもそばにいる
あたりまえのようなことも
忘れかけた よどんだ日々
ココロの闇夜を照らせたら
迷路の出口はそこにある
春が訪れた そっと差し伸べた
ほほえむ誰かの手のひらのように
春が訪れた いつかのおびえた
弱い僕はもうここにいないから
だから心配はいらない
強く靴ひもを結んで
青空に咲いた太陽が
野原の緑を照らしてる
春が訪れた ふいに音も無く
降りたぬくもりで 消えるわだかまり
春は訪れた 体温が上がり
晴れ渡る空に笑う影法師
春が咲いたんだ
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