はじめて手にしたこの気持ち
とろけちゃいそうなこの気持ち
そのひとかけらをつまんだら
このドキドキはもう止められないの
ふと気がついたら眺めてた
窓際の席から君のこと
時折なびいたカーテンに
視線を隠してもらいながら
どうして目も合わせられないの?
いつまで高鳴りつづけるの?
誰も教えてくれないままチャイムが鳴っていた
「...あと少し」
甘酸っぱくて切ない気持ちは知らん顔して
少しほろ苦いコーティングで照れ隠し
まだタイセツにしていたいの!
誰にも見せないこの気持ち
爽やかに香るこの気持ち
君に伝えておきたいけどまだそれは少し早いかな
オレンジ色に染まる顔を沈む夕焼けのせいにして
この想いをもう少しだけ留めておかせて
忘れないように

分からないコトが増えてきて
変わらないモノは大きくなる
神様もし見ているのなら
どうかもう少しだけ願わせて

たったひと切れの果実をきゅっと振り絞って
たくさんの想いとひとさじの勇気で
世界は変わると信じたいの!
いつか夢見てたこの気持ち
甘いだけじゃないこの気持ち
酸味も苦味もアクセント
いつか渡せる日が来るのかな
オレンジ色に染まる顔を沈む夕焼けのせいにして
この想いをもう少しだけ留めておかせて
忘れないように