A
拝啓、父さん母さん
ありふれた 書き出しで
人生最後になんて
遺すなら どんな言葉を?
B
愛してる?どうしてる?
財産は?遺贈でもいいな
悔いている 病んでいる
えがくには 少し重いかな
S
出棺するなら 晴天だった
気持ちのいい 空が見たいな
納骨するより 食べられたいわ
寿命よりも 長く生きれるから
献花飾るなら 紫陽花だった
好きな花に 囲まれたいわ
火葬もいいけど 海が見たいわ
我儘でも 言うだけタダだろう?
A
拝啓、誰でもいいけど
投げやりな 書き出しで
実際最期はどうせ
今よりも 違う僕だろ
B
泣いている?どうしてる?
本棚は 見られたくないな
過ぎていく 経っていく
いつの日か 世界も終わるか
S
追悼するなら 深海だった
深い藍に 包まれたいわ
満月見るより 行ってみたいわ
見下ろしたら きっと楽しいから
心配するなら 遅すぎたんだ
いつか分かつ レールを踏んだ
証明なんかじゃ 明かされないわ
閉じた口は 二度と開かないから
S
出棺するなら 晴天だった
最期よりも 真っ青でいて
号泣するなら ハンカチ持った?
伝う頬に もう触れないから
献花飾るなら 紫陽花だった
好きな花に 過去最高に
火葬もいいけど 灰になるなら
世界かぶる 魔法になれるかな
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6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
月灯りきらり 淡い影映り出す
街の灯りが眠って 僕だけの世界になる
あぁ きっと届かない
手を伸ばしたら 触れそうなのに
どうか遠く離れて
消えてしまわぬように
真夜中に一人 窓の隙間を覗く
風が少し冷たくて 目が覚める
「今日は寒いね」って 君からの返信
少しだけ 心通じ合えた気がした ...月と君
poN
昼休みに描いていた
宝の地図は遠く彼方
辛い現実には目を伏せて
白い箱の方逃げだした
言の葉っぱにつられては
皆笑う馬鹿げた世界
「意味が無くてはもったいない」?
それを作るのはあなただろう
好きを好きのまま歌ってほしいな
あなただけが持つ音があるだろう...In the cube(歌詞)
クリームソーダP
A
分かってくれないから怒っているんじゃない
分かろうとしてくれないのが悲しいんだよ
B
ねぇこっちを向いて 堪えた涙
こっちを向いて 飲み込んだ言葉
こっちを向いたら 気づくはずだから
5秒だけ私を、見て
サビ
「好き」って2文字を...隠恋慕
古蝶ネル
図らず 流れた回想
いつの日かと 交じるシンパシー
私を築いた そのパーツを
否定するように 蓋をした
重なる 無作為の代償
いつの日かと 交じる焦りと
優しいだけじゃない思い出が
嫌い 見るのが怖くて
もう戻れない 不確かな羽化まで
私とあなたは 敵同士...カラフルな屍 歌詞
グリジエ
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