苦し紛れの日常は 蝉時雨に消されてさ
空歪む 見たことない この道
存在消えず 過去は目に貼り付いて
知らぬ間の 存在する前の決まりごと
3つ数えりゃ堕ちましょう
4つ数えりゃ飛びましょう
さぁ 眼に写るのは存在してた物質
赤い 細い 花弁の風が
咲き乱れる 曼珠沙華
だれも知らない この景色
絶望視 客観的理論を吐き捨て
「知らない?」「知らない」
それでも風よりも この存在は大きいようで
知るも知らぬも勝手だと 言の葉を誰かが突きつけた
変わらない時が続くの 銀杏紅葉に消される
色割れる 見るはずない その道
それも知られず 餓え渇き取り憑かれた
聴かぬ耳 当たり前の1つの世界
5つ数えりゃ斬りましょう
6つ数えりゃ退きましょう
さぁ 認識する今薄暗いこの現実
広く 脆い 赤い世界が
咲き乱れる 曼珠沙華
神にぶつける この雫
絶望視 危機感的理論を脱ぎ捨て
「冷たい?」「冷たい!」
やはり世界よりも この存在は大きいようで
見るも避けるも勝手だと 言の葉を誰かが突き刺した
温度差をこじつけるために 炎にあたり
それでも暖まらない この身体を ナイフで切りつける
流れ出した液体 表面と違い 熱い
このままで良いから 暖かい 手を差し伸べてほしい
冷たいのなら この手を差し伸べてあげましょう
綺麗事なら 聞き飽きましたが それでも
この目は まだ見続けるのです
強く 握る 熱いその手を
咲き乱れろ 曼珠沙華
代わりの人形 ここに置く
あぁ 知らないまま今ここで確かに生きてる
そんなこと わかりきっている
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