<<雨の日のひとりごと>>
雨の日。かすむバス停
一人待つ私を見つけて
突然、早口で告白。
雨音にまぎれて消える。
雨粒、笑顔にきらめく
答え待つ、あなたはびしょぬれ。
不安な目をして見つめる、
バスはまだ、ぼんやり雨の中。
パズルみたいね、心なんて
戸惑いも夢も、そっとめぐり、すっと流れ
はじめての言葉になる。
雨の日ケヤキ並木は心を素直にさせる。
のりこむバスは二人きり
かたごしに、ひそひそおしゃべり。
ぼんやりくもる窓ガラス
あなたへの気持ち書いて消す。
まるで古いシネマにうかぶ
ヒロインのように
ちょっととまどい
じっとみつめ
つぶやくの 「愛してる」
雨の日ケヤキ並木は心を素直にさせる。
~間奏~
パズルみたいね、心なんて
戸惑いも夢も、そっとめぐり、すっと流れ
はじめての言葉になる。
雨の日ケヤキ並木は心を素直にさせる。
...心を素直にさせる...
いつかどこかで言える日が来るよね、
いまのは雨の日のひとりごと
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