全てを愛するつもりなら自ら裏切って
その名を呼ぶこともできぬまま
知るべきは愚かしい媚び

所詮は寄り道程度に手を差し伸べるガラス越し
偽物にすらなれないくせに
己だけ満たしてゆく

どんなに愛されたら滑稽なセリフを吐けるの?
穢した跡も忘れて

幾度目にして命を知る
Is it equal?
拒まれても 偽られても
変わらず愛して憎めるの?
何処かで聴いたような悲鳴から
「私は罪じゃない」と逃げる
心を裁いてみて

他人の苦痛を馬鹿げた妄想に乗せばら撒いて
行く先で現の傷を抉っているとも知らず

飾られただけのセリフは聞き飽きて
歩み寄る者などなく

散る時来て命は知る
It's unequal
信じてみても 受け入れても
祈りは届くことはないと
いつの日か言ったような戯言を
「私の嘘じゃない」と消した
記憶は塗り潰され

切り取って映す憂いは美しく
どうか穢さないでいて
美しいままで

幾度目にして命を知る
Is it equal?
拒まれても 偽られても
変わらず愛して憎めるの?
何処かで聴こえたその時に
「私は罪でいい」と叫ぶ
声殺してみせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

裁きと偽り

閲覧数:121

投稿日:2018/03/09 00:44:32

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました