【ひだまり】
a
憂鬱をほぐしたのは 賑やかな輪の中で
孤独を予感していた 私を包み込んだ

b
気がつけば 晒していた
ぼろぼろだった過去
いつもなら傷に変えてたはずの
痛みを言葉にして

s
出逢うはずのなかった温もりが
孤独に慣れた心
満たしてくれた ひとりじゃないと
見守る瞳(め)が優しかった
s
何か悲しいことがあったら
気まぐれでいいから
泣いてもいいよ 傍においでよ
そう言ってくれた あなたへ…


a
そしてまた訪れるのは 寝ぼけ眼な私を
家族のように迎える 安堵に染まった朝

b
気がつけば 零していた
空回りした日々
自分でも触れられなかった痣を
そっと撫でてくれたね

s
ただ嫌われないように生きて
失敗を恐れて
眠れない日も 泣けない時間も
寄りかかることを知らずに
s
ここでは強がりなんていらない
揺らがないその声
「心細さも もどかしささえ
泣き虫ごと 守るよ」

c
それぞれ生きてきた道のりには
無駄なことなんてひとつもなくて
二度と会えなくなる 繋がりかもしれない
それでも私の一部だ

s
出逢うはずのなかった温もりが
そっと疲れた心
癒してくれた ひだまりのように
見守る瞳(め)が優しかった

s
日常を取り戻すと共に
1つずつ欠けていく
それでもいいよ 離れた場所で
あなたが幸せなら

ああ生きててくれて 出会ってくれて
ありがとうを 歌にして…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ひだまり

疑うことから始まる癖が直らなかった私に
そうじゃないよと教えてくれた人たちの話。

閲覧数:106

投稿日:2021/03/08 23:25:47

文字数:600文字

カテゴリ:歌詞

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