詩人は往く当てもなく 旅を続ける
彼が残した 歌声は
何処までも響く

「海の底に眠る王国よ 貴方の願い叶えましょう」
「海の底で眠る民達よ 貴方の思い運びましょう」

永遠を願った王国は 深い水面の底
美しい王妃も 傲慢な王、民も
等しく堕ちていった

永遠を求めた王国は
翡翠の光の中
堅牢な王城も 賑やかな街並みも
今は静かに眠る


時は流れ彼はまだ 旅を続ける
贖罪を綴る 物語は
終わることはない

「海の底に眠る王国よ 貴方の願い叶ったでしょう」 
「海の底に眠る民達に 未だ私は縛られたまま」

永遠を望んだ王国は 皆等しく沈み
永遠を望まぬ少女だけが 時を彷徨う

栄華を誇った王国は 神の御許永久の楽園
歌い続ける少女は 常しえの咎人


「時の海に眠る王国へ 私の願い叶わない」
「時の海に眠る民達と 私も共に眠りたかった」

故郷を失った少女の 旅は続いてゆく
永遠を望んだ王国を 歌に乗せ伝える

永遠を望んだ王国は 永久に語り継がれる
永遠に歌う少女は 今もどこかの街で

歌を紡ぐのでしょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

永遠の王国

海に沈んだ国って浪漫感じませんか。
どなたか曲を作ってくれたら、嬉しいです。
歌い手は少女のイメージでリン(ミクと悩みましやが...)にとりあえずしました。


我ながら、タイトルが安直過ぎる気がしないでもない・・・。

閲覧数:118

投稿日:2008/07/25 21:56:47

文字数:461文字

カテゴリ:歌詞

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