1
何ンにも思いつかない
夏の日の午後はだるくて
メロンソーダを飲みながら
ただヒトリゴトを云う
24時間も続くTVに
なおさら疲れて
溶けていくようなあたまを
頬杖で休ませてる
雨はあがってる
でかけられなくもない
でも靴がぬれてしまうのがイヤで
このままさ
熱さに閉じるまぶた
その裏側に広がる夢は
いつも蜃気楼
「そんな熱じゃ足りない
もっと息を寄せ合い
夏の風のようにからみついて」
2
約束1つもなけりゃ
夏の夜は過ごしやすい
とろけてくバニラアイスに
身をまかせてただよう
このまま死んでしまえそうで
気分はその日暮らし
短い命を踊らせ
鳴き続けてるヒグラシ
友達ならいる
でかけられなくもない
でも着替えなきゃいけないのがイヤで
このままさ
熱さに閉じるまぶた
その向こう側に思い出すのは
いまも陽炎
「そんな愛じゃ足りない
もっと息を寄せ合い
夏の風のようにからみついて」
3
熱さに閉じるまぶた
その裏側に広がる夢は
いつも蜃気楼
「そんな熱じゃ足りない
もっと息を寄せ合い
夏の風のようにからみついて」
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