夏の風には 麦わら帽子
鼻緒の赤 浴衣に映える
Ah 太陽は 海に沈んで
僕と君だけが 浜辺に残される

そうして また明日 と
砂の城は 流されてゆく
波だけが繰り返して

さよなら
手のひらには 虹の螺鈿
海の底に 沈んでいく 思い出は
音色だけが 貝がらの奥に
残っている

夏の夜には 線香花火
途切れた焔 闇夜を照らす
Ah 太陽は 地球の裏で
僕と君だけが 浜辺に座り込む

そうして またスピカが
砂の城の 真上に光る
波だけが繰り返して

さよなら
夜明けの星 沈んでいく
海の底に きらめいた 思い出は
音色だけが 潮風に乗って
響いている

夏の空には 真白のカモメ
水平線 彼方にヨット
Ah 太陽は 天を巡って
僕と君だけが 浜辺に立ち尽くす

そうして また遠くへ
砂の城を 踏み 歩き出す
波だけが繰り返して

さよなら
手のひらには 愛しい日々
君と海に 消えていく 思い出は
音色だけが さざめきの青を
浚っていく

さよなら
君の手には 銀砂の鈴
遠く海に 消えていく 思い出は
音色だけが 銀色の波に
揺らめいてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

≪曲募集≫銀鈴

夏と別離。

曲を付けてくださる方がいらっしゃいましたら、字数調整などご相談に応じます。

閲覧数:92

投稿日:2010/07/18 15:19:14

文字数:475文字

カテゴリ:歌詞

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