未来なんてもの信じて
何かが変わるのなら
世界はありふれた奇跡で
埋め尽くされるだろう

陰に咲く花を哀れんで
変わる現実はない
起こるべくして起こった　だから
僕らはここに居る

語られる希望は潰える
夢に望んだことを最期に
流れ去った時間ほど
涙を色濃く流す

希望なんてもの託して
何かが変わるのなら
世界は幸せな笑顔で
満ち溢れるだろう

悪をする人を蔑んで
変わる現実はない
そう創られたからこそ　だから
僕らはここに居る

継がれる想いは途絶える
失くしてはいけないものを
失くし消えた想いほど
切なく辛いものはない

失う痛みはいつも心を砕いて
僕らが捧げた祈りも
空の彼方に消えた
何故だろう　空が霞んで見える

僕らが生きる生は続く
虚しい痛みを抱えても
生きる希望はあると
誰かが教えてくれた

すべてを疑い傷つけても
光はまだ導いてくれていた

世界と云うものに生きて
僕らは何を知るの
ただひとつ変わらない夢を
見つけ出せるのだろう