走り出す電車

詞/曲 shinrin

薬局先の本屋が
ただの田んぼに変わってる
白いツツジの通学路
久々に歩いた気がした

傘を下ろした子供が
クラスのあいつに似てたから
もらった風邪薬より
目眩がして目を閉じた

思い出が見えないように

走り出す電車に
乗れずに、ただ、立ち尽くしてた
遅れてる自分を
認めたくないんだ
これ以上

通りかかった知らない
覇気のない顔の大人
騙された奴隷でいて
自分を好きでいれるんだろうか?

窓に映った自分の顔
全部、同じだった

積み上げた嘘で
傷つくこと、防いでいた
本当の夢は
模倣じゃないんだ
僕だけの夢

与えてもらった栄光を
逃げる言い訳にしてきた
変わらなきゃいけないこと
頭ではわかってる

走り出す電車に
乗れずにただ立ち尽くしてた
遅れてる自分を認めたくないんだ
だけど

明日に駆け込むのに
目覚ましを繰り返して
えぐればえぐるほどに
深くなる傷跡よりも

積み上げた嘘も
常識も友達も忘れて
記憶の改札を出て
違う道を探しに行こう

近い道を探しにいこう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

走り出す電車

made by shinrin
https://ShinrinMusic.com

閲覧数:126

投稿日:2018/01/10 16:46:16

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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