風 風 風のなか
君の黒髪が いろめいて
美しい その姿が
心おどらせる
夢 夢 夢でいいから
僕の心で踊れ

君は天女
天に還ろうとしている
天からのお迎えが来ているから

風 風 風が吹く
君を呼び戻すかのように
美しい その姿が
さらわれていく
ふわ ふわ ふんわりと
声すらかけられないままで

せめて今だけは
僕の瞳の中にいて
雲の合間に君の袖が揺れる

風 風 風が吹く
少女の舞は捧げられ
美しい その姿が
消えてなくなる
この先は現の世よ
あぁ 時間よ止まれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

風舞姫

天津風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ

僧正遍照


百人一首をイメージして詩を書いています
まだまだ勉強します

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投稿日:2010/09/22 19:10:28

文字数:237文字

カテゴリ:歌詞

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