月光
朝日を浴びながら、春風を受けて南に旅をする。
大きな川は新緑を映して輝き、まるで湖のようだ。
強い日差しの為に遠くまではっきりと見渡せる。
人々は暑さを凌ぐため、木陰に集まってくる。
凱旋の歌と遠くで鳴る雷とが相まって、地を揺るがすような響きを生み出している。
軍の幕内に夕日が差し込んできた。
そういえば今日は中秋の名月だったな、
故郷の家族は、今年も金木犀が白く輝く露台から月を眺めるのだろうか。
戦乱で大地は荒れ果て、立ち上る煙もない。
ただ空に満月が輝いていて、その光が大河の水面に映って、まるで天と地との間に橋が架かっているようだ。
どこからか聞こえてくる笛の音が故郷を懐かしく思わせ、涙が止まらない。
人里には桃の香りが満ちて、景色は春霞に霞んでいる。
故郷からの手紙は届かず、とうとう帰ることも出来なくなった。
深い藍色の夜よ、今すぐ訪れておくれ。
そして月の光で天に橋を架けて、わたしを天に連れて行っておくれ。
わたしは橋の上から愛しい人に、雨となって悲しみを伝えるから。
わたしは橋の上から愛しい人に、風となってこの愛を伝えるから。
初夏のある日、彼の想いをついだこの歌を捧げた。
彼の恋人だという美しい人は、声を失って静かに泣いた。
…文法がいろいろ間違っていると思います…
もう少し歌いやすい言葉に出来たらいいな、と考えていますので、
いろいろとご指導いただけたら嬉しいです。
コメント1
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てきとう怪獣
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対訳を読むまで、正直ストーリーが分かりませんでしたが、こういう内容だったのですか・・・。これはスゴい。
文法に自信がなくても、時間をかけて磨いていけばいいと思います。
2008/02/04 03:25:52