☆グミ☆

「ねぇミク…」
「ん?なぁに?」
「ありがと」
「何よ急に(笑)」

初めてここの人達と会った時、すごく親しみやすいなって思った。
私のために歓迎会まで開いてくれたし、とっても話やすい。

特にミクとは、部屋も隣ですぐに仲良くなれた。
学校も一緒だしね☆

「ミクってさ~好きな人いるー?」
「えぇぇぇええ??なっなっなっ!何よ今度は!」
「ふふっそんなに焦るってことは~いるんだ~!」
「悪い?!」
「ううん。全然!」
「グミは、いないの?」
「うん!私は友達だけいればいいかなって」
「この前告白されてたくせに…」
「あれはっっ!っっって!見てたの?」
「……グミに告ってたのが、私の好きな人なの!!」
「マジですか…」

そんなこと思ってもみなかったわ…。

ミクには、好きな人いないって答えたけど本当は、いる。
でも、叶わないからいいんだ。

「……グミさ、レンが好きでしょ?」
「はっっ?!え?まっまさか~」

ヤバイ…ミクのその目、バレた!

「嘘つかなくていーからいーから」
「だって…レンくんはリンちゃんが好きなんでしょ?叶わないじゃん…」
「うん…」
「まっまあほらっ!ミクは自分の恋、頑張ってよ!応援するからっ!」
「うん。ありがと~あっもうこんな時間だね。お開きにしよっか」
「うん。また明日ね」
「おやすみ」


私はレンくんが好きだけど、レンくんの恋を応援する…。
レンくん、リンちゃんとうまくいってね!


さぁ、私も明日学校だし早く寝よっと。






―おやすみ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アパートの住人《5》

グミ視点です!
あと9話ぐらいで終わります…長いなw

閲覧数:124

投稿日:2012/04/05 22:59:28

文字数:654文字

カテゴリ:小説

クリップボードにコピーしました