うちの亜種、カノの過去話(誕生話)ですー。
長いので、いくつかに分けます。
つか、投稿日が設定あげてから1日って…
若干の酷い表現があるかもです。
「…ちっ、あと少しだったのに…失敗か」
白衣の男は頭を抱えた。
この研究施設では、VOCALOIDの開発が進められている。
しかし…ある一点で必ず壊れてしまうのだ。
「自己修復プログラム」及び「軽量化」。
「ほぼ完璧だった…こいつだけは壊れなかったのに…」
『インストール完了 起動シマス』
『…』
少年とも少女とも取れる体つき。
鈍色の髪。
淡々と辺りを見回し、自己に付けられたコードを抜いた。
『ここは、何処ですか?』
「此処はVOCALOIDの研究施設。お前、自分の名前分かるか」
『…プログラム名称は、【カノ】となっています』
「うん、分かるならいいんだ。よろしくな、カノ」
『はい』
カノが反応したのに笑顔で返し、男はカノの頭をなでた。
実を言うと、カノはかなり身長が高いため撫でづらい…
「これから、色々教えてやるからな」
『貴方が言うのなら、私はそれに従います』
「…(´・ω・`)いや、そうじゃなくってだな…」
『…?』
お前に、心とか感情とか。この世界の事を教えてやるって言ったんだよ。
それが悲劇を呼ぶとも知らず、
研究者は穏やかな瞳で笑った。
氷歌カノ(零歌カノ)誕生話
や っ て し ま っ た w
こんな風にうちの子は生まれました。
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