うちの亜種、カノの過去話(誕生話)ですー。

長いので、いくつかに分けます。

つか、投稿日が設定あげてから1日って…











若干の酷い表現があるかもです。











「…ちっ、あと少しだったのに…失敗か」

白衣の男は頭を抱えた。
この研究施設では、VOCALOIDの開発が進められている。
しかし…ある一点で必ず壊れてしまうのだ。


「自己修復プログラム」及び「軽量化」。


「ほぼ完璧だった…こいつだけは壊れなかったのに…」











『インストール完了 起動シマス』











『…』

少年とも少女とも取れる体つき。
鈍色の髪。
淡々と辺りを見回し、自己に付けられたコードを抜いた。


『ここは、何処ですか?』


「此処はVOCALOIDの研究施設。お前、自分の名前分かるか」

『…プログラム名称は、【カノ】となっています』

「うん、分かるならいいんだ。よろしくな、カノ」

『はい』

カノが反応したのに笑顔で返し、男はカノの頭をなでた。
実を言うと、カノはかなり身長が高いため撫でづらい…

「これから、色々教えてやるからな」

『貴方が言うのなら、私はそれに従います』

「…(´・ω・`)いや、そうじゃなくってだな…」

『…?』


お前に、心とか感情とか。この世界の事を教えてやるって言ったんだよ。

それが悲劇を呼ぶとも知らず、

研究者は穏やかな瞳で笑った。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

氷歌カノ(零歌カノ)誕生話

 や っ て し ま っ た w
こんな風にうちの子は生まれました。

閲覧数:150

投稿日:2011/11/25 21:29:15

文字数:624文字

カテゴリ:小説

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