分かりきった暮れの先
見つめていた春の訪れ
貴方が潤した果実の穂は
花を咲かせている
日常の縁に腰をかけては躊躇う事
温故に塗れたかつての道標の塑像
未来から受け継いだ過去の衣香
鳥居の先広がる海辺の遺構
足跡をつけたふりをして
待つは夕暮れの竹箒
地に映る二つの影法師
巡る季節と重なる今と昔
空を飛んでいたような日々が
響く咳と共に消えていく
桜散る 世界が朽ち果てる
鼓動が深く落ち止まん
思い返す 火照る日に集う烏合の衆
この世界では遥かに短い生に
曇る口で隙間を縫う
少女は夢を見続けている
花、咲かぬ道端
鳥、巣立った柱の上
風が時代を綻び
月は満ち欠けもせず
誰もいない部屋
翳る障子の穴
腕を掲げてはあの日の
斜陽を顧みる
桜散る 世界が朽ち果てる
鼓動が深く落ち止まん
思い返す 火照る日に集う烏合の衆
この世界では遥かに短い生に
曇る口で隙間を縫う
少女は夢を見続けている
少女は夢を見続けている
少女は夢を
灯が大きく揺らぐ
そのわずかな間に巡る過去
神も仏もいない空白に
少女は幻想を見ていた
綺想
https://mucell.booth.pm/items/4766459
https://mucell.booth.pm/items/4766543
第20回博麗神社春季例大祭で頒布した東方アレンジEPの5曲目である「綺想」の歌詞です。ジャケットに入らなかったためこちらに載せております。
コメント0
関連動画0
オススメ作品
A
何万光年の刻(とき)
誰かの想いを乗せては
流線形 描いて舞い散る星
湖面映る 幾千もの
光 揺れる 波紋それは
夜空 恋する鼓動でしょう
B
繋ぎ合わせたら
見えてきた世界は...泡沫の星
Union
(ず)・・・ずん子
(あ)・・・あかり
(二)・・・二人
(ず)さあ歩き出して夢を見れば
雲かき分けて流星となろう
(あ)(ah) 動き出した探求の鼓動
海張り裂ける心覗いてる
(ず)茨茂る 地図の希望
(あ)川が流れてく布で拭いて
(ず)黒ずむウィンドウ隠されて...フォーチューン・テラー feat. 東北ずん子&紲星あかり
ヤナギ ヤスネ
カラドボルグの稲光
詞:斧馬 凸平 曲:ぬまたようじ
愛をせよ! 君の中 隠れる
カラフルな夢――
男は語る 遥か彼方の
まだ知られない 鮮やかな世界
勇姿を見せて いざ 旅に出る
どこまで行くか 分からないけど
傍から見れば 見窄らしいとか
そう 思われるようだ...カラドボルグの稲光
ワイエヌエンタテインメンツ
産まれる前に戻るだけよ
無色の世界 狂おしくて 闇に逃げた
無音の世界 愛しくて 音を付けた
苦しくて
狂おしくて
吐息が舞うよ
貴方の声じゃなきゃ駄目 なの
話さないで
離さないで
その瞳じゃなきゃ駄目 なの...産まれる前に戻るだけよ【音付け募集中】
ドク
人の押し出されるのを
17時の日差しが染めても
心の色が滲んで 濁り目の駅前で
ぎこちない君が いつか見せた
内側のタール 黒ずんで
そう 君のこと想うひととき
煙に乗せて 空に捧ぐ
藍に透ける 夜のベール 纏い行く面影
星が泣き出すのを 堪えさせる塵ごと
風に 柔くなびく...天の川河口沿いから
yama。
明鏡 光の差し込む 水とほたれてる
鳥の鳴き声 零れ落ちた
陽の昇る空を往く 滴る風に
淀む声 揺らしていた
移ろいに吹く時も 答えに惑う星屑も
揺蕩い続けている
Ah... Close Your Eyes
声が聞こえる 群青に咲いた
こそばく潮づく 巡る睡蓮花
泡沫響け 水面の世界の...カントリーラバーズ
野中ハロウィン
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想