叶わぬ恋

123...
この坂を下りたらこの恋は終わりと
何度も言い聞かせている
頬に一筋の涙
恋に恋をした
私は無敵の女の子だから泣くのをやめる
それはまだ風の冷たい夕暮れ
3月になる少し前
西陽に照らされた
揺れるバスの車内...

　君と渚と青い夏
雲がはれた　海辺の町
上着を　すぐに脱いで
首のボタン　外しくつろぐの
さざなみに　会いたくて
静かな朝早く　ドア開けた　汗ばむ君が
窓際に座って　Ah……
さりげなく　近付いて
かきあげた髪が　ふわりと　風にゆれる
微笑みに　照らされて...

好きだよ　きっとね
口にはしないよ
あの一度きり　それくらいがちょうどいいよね
君を待ってた日影暑くて
終わりだとわかってた　淡く溶ける雲間に涙
汗も拭かずに真白のシャツに
汚れた心が映し出されるよう
信号待ちの静けさに　「友達」の距離　見失いそう
夏が始まる　その時　誰かが恋に落ちるから
胸の奥　...

バイバイ・バ・バイバイ（バイバイ）
【1番】
絶頂よ！
夢の中で溺れさせて イカせておくれ（Get Up！ Get Up！）
ありきたりのラヴソングじゃ もう私酔えないから
お手手繋いで楽しく行進？ あくびが出ちゃうワ（Get Out！ Get Out！）
もっと擦った揉んだで激しく舞い 快楽の世界...

世界にはどれだけ人がいるだろう
ああそんな 何億分の君 みたいな
ありきたりな言葉じゃ
君が霞んでしまう
人ごみのなかで あの日
笑う君を見つけたのは僕
乱れる髪も気にしない
誰かに笑いかける君
こっちを向いて
その笑顔見せてくれよ...

今日も　歩道に花が
咲いては　また流れてく
昨日より低い空
見上げて　立ち止まる
ぽつり　ぽつり　と
耳もとで踊る　しずくは
すぐに　ひとり　ふたり　と
足もとでそっと　手を振って消える
　水たまりには　揺らめくわたしの姿
　笑ってみたら　明日は晴れるかな...