落雷がまた一つ二つ絶えて
叶えられるはずの夢の奥で行き止まる
甘く炊いた麝香に寄りかかる夜を耐えて
抱え切れず発露する正午また死に戻る
夕焼け色の朝日はキラキラ
飛び回る 瞳の中 独りの私を
痛いくらい立体的に映す
夢見かたも知らずにイライラ
解き放つ 瞳のカラー 舌に焼きついた
一糸のエラー
シンデレラ被ったら灰まみれになったから
私はナイトメア「要らない」と願ったふりをした
ティターニア火炙ったら肺が綺麗に舞ったから
形は愛のメタでしか無い要らないと
願ったフリだけがいつの間にか
落雷がまた一つ二つ絶えて
叶えられたはずの夢の奥で行き止まる
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