ひとしきり泣いて 君に会いたくて
だけど出来なくて 心は臆病で

こんなに世界がつまんないなら
ここにいる意味はあるのかなとか
なんで嫌な思いをしてまで生きて
僕は存在してるのかなとか

そんな時でも君がいれば
今を生きようと思えるのに

こぼれ落ちた 涙も笑顔も 夕陽に染まり
呑まれるように 強がってみせたけど
それはいつか 唇噛みしめ 君にいつしか
届くと信じ 空に向かってただ叫んだ

最初から誰も 強くないんだと
教えてくれたのは そう、君だったよね

こんなに季節は変わってくから
僕だけが取り残されたみたいで
なんで隣に君がいないのかとか
雲は何処まで行くのだろうとか

こんな僕でも夢があった
赤ん坊のように小さいけど

紛れ込んだ 思想も思考も 時代に溺れ
足掻いてみたり 牙を向けてみたけど
夜がいつか 諦め引き連れ 僕もいつしか
玩具も棄てて 指でなぞってただ呟く

ヒーローは悪者がいない世の中で
どんな役割を果たすのだろう
そろそろ現実的な話をしようか
君が憧れを灰皿にした理由とか
僕が自由をごみ箱にした理由とか

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ほころび

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投稿日:2016/04/02 12:38:49

文字数:470文字

カテゴリ:歌詞

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