これは、新しい始まり。
この世界、平行世界(ノーマルワールド)には、VOCALOIDと亜種、UTAU、そして、マスターの存在がある。
この世界で起こる、”亜種”の話。
一人の少女の周りで起こった、あるお話。
今日は、少し前のお話から行きましょう。
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俺は、姿が変わった。
VOCALOIDというのは、所有者の意のままに歌う機械。
そして、一つ一つにはキャラクターというのがある。
だが、その”設定”は、所有者がいじれば、全部変える事もできる。
女性キャラを男性キャラにしたり、低い声を高い声にしたり・・・。
まあ、色々出来るのだ。
だが、俺と妹の場合は違う・・・。
所有者が何も知らないまま設定変更やプログラムをいじってしまった為、プログラムの誤作動が起こり・・・亜種になってしまった。
そして・・・何故か、俺には要らんプログラムがついてしまった・・・。
「お兄ちゃん、起きた?」
妹、メミグが起こしにきた。
俺が今居る場所は、平行世界のキルネアリーというマスターの家。
俺達の所有者のキルネアリーは、俺達の姿を変えてしまって以来、プログラムについての猛勉強をしている。
「まだ、マスターは勉強中か?」
「うん、そうだよ。全く、体弱いのに、無理しないで、って言ったのにな~」
「それにしても、メミグ、起こしにきてくれたんだな~おにいちゃん嬉しいよ~さあ、我が妹よ、俺の懐nふがあっ!」
フライパン投げられた・・・。痛い・・・。
これもきっと、愛のうらっかえしだよな!
「で、馬鹿兄貴」
呼び方が馬鹿兄貴になった・・・。
「あれの調子、どうなの?あと、ちゃ~んと、包帯巻いといてね、アンタの素顔、見たくも無いんだから」
「調子はいいんじゃない?」
「じゃ、押す」
「は?」
「押してって!」
メミグは、俺の、そのプログラムを起動したがる。何でかなあ・・・。
「まあ、良いけど・・・」
そして、スイッチを押す。
俺の、何故かついてしまったプログラム・・・。
俺には、性別が無い。なくなってしまったのだ。
「全く、何で”お姉さま”はずっと女じゃないの?」
「だって・・・おr「私!」私は、元が男だから・・・」
「ええ~」
メミグは凄い嫌な顔をする。
「てか、何でメミグはそんなにこれにこだわるんだ?」
俺は、メミグに聞く。
「だって、私、今まで言わなかったけど、男の人、嫌いだもん!」
メミグの言葉に・・・ガルトは凄い傷つく。
「あはh・・・は・・・」
その日からというと、ガルトは部屋に引き篭もり。メミグはしばらくガルトを説得していた。
「あれ?ガルト、メミグは?う~ん、私、新しくVOCALOID買ったのにな~」byアリー
真音家シリーズⅢ第1話データと設定
新しい小説です!
真音家シリーズⅢ!ついに始動です!
なのに最初っからギャグwww
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