相変わらずコートは手放せないけど
会社を出ても空が明るいままだった
そういえばもう三月なんだね
キミの苦手な冬もそろそろ終わりだ

止まっているように見えて
実はちゃんと動いている
料理の腕も アイロンがけも
僕らの距離も少しずつ 少しずつ

明日劇的に変わるものなんて何一つないんだろう
逃げ出したかった幼い僕 「連れ出してくれ」叫んでいた
大丈夫と言える相手はもう鏡にしかいないけど
振り返ったときにわかるから 人生はいつもFlip book


柱に刻んだ横線の間隔が
次第に狭くなっていく 指でなぞった
もう横にしか伸びないかな
これも大人になったということで ひとつ

変わってないように見えて
実はちゃんと変わっている
味の好みも お金の価値も
キミの呼び方も少しずつ 少しずつ

明日目覚めたら変わっているものなんて高が知れているだろう
なにに怯えていた 泣き虫坊や 「どこかへ行きたい」なんて言ってさ
早く大人になれよなんて言えた口じゃないけれど
案外捨てたもんじゃないぞ 人生はそうさ Flip book


止まっているように見えて
実はちゃんと動いている
少し止まるを 繰り返して
僕らはちゃんと歩けてる 大丈夫

明日劇的に変わっていたらと何度願ったことだろう
成長を感じられない毎日 置いてかれると焦ってばかりで
目に見える結果に縛られ 求めすぎちゃっただけ
なにも不安がることはないさ

明日劇的に変わるものなんて何一つないんだろう
逃げ出したかった幼い僕 「連れ出してくれ」叫んでいた
大丈夫と言える相手はもう鏡にしかいないけど
振り返ったときにわかるから 人生はいつもFlip book

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

Flip book

Flip book = パラパラ漫画
少し止まると書いて歩く。パラパラ漫画のように、進んでいるかは1ページだけじゃわからないのです。

閲覧数:99

投稿日:2014/03/16 21:14:21

文字数:714文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました