花揺れる 黄色い水仙
美しむ 君に倣った
肩竦む 揺られる玄関
冬が立つ
風当たる 最終列車
息を巻く 白いマフラー
口遊び 気まぐれ参加
己化かし
つまらないあんたが
偉そうに語ってんだ
笑えない少女は今日を舞っていた
仕方ないもんだと
手放している人生だ
引き金を引けない想の拳銃を
握り締めながら笑って眠れ
落ち着いた とぼけた心に
夕焼けた 君が朧朧
飼い殺し 燻んだ生に
唾吐いて
吹き抜ける 辺りは蕭条
呟く 腐って病んでも私のせいだ
花揺れる 黄色い水仙
美しむ
明けても人生だ
黒に染まる本能だ
冷め切るあんたに舌出して煽ろう
所詮は音楽だ
仕方ないな本望だ
死にたくなるほどの愛の喝采を
泣きたくなるほどの藍の眼光を
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